午前の受診、しかも希釈ブセレキュア点鼻後
2-3時間での受診を指示されていましたので、
つまりは9-10時に受診しなさい、
ということで、
10時ちょっと前に受診しました。
受診後すぐに採血に呼ばれました。
ちらっと検査内容が書いてある用紙を覗き
見ると、「至急」の文字が。
10時では、遅かったのでしょうか。
それからひたすら待ち時間。
待ち時間が長いであろうことは予測して、
本を持っていましたので、ずっと読書して
いました。
親子愛あふれる小説。
あふれそうになる涙をぐっとこらえ、たぶん
赤い目で読み続け、ついに読み終わりました。
が、まだ呼ばれません。
本をしまってぼーっと待っていると、
だんだん緊張してきました。
昨日の妊娠検査薬でうっすら出てたわけだし!
と言い聞かせても、あれは幻だったのかも、
と思い直し。
ものすごくうまくいってる気がするのに、
これでダメだったら、どう現実を受け止めれ
ばいいだろう。
前回みたいに低い数値じゃなくて、βHCG 5
くらい出てないかしら。
いや、欲張って8!
ちょっと落ち着こう。
なんども深呼吸をしていると、
ついに、
呼ばれました。
診察室1番、理事長です。
お部屋に入ると、理事長、目の前の画面を
見ながら、手元の紙に何かを書きつけて
いらっしゃいます。
「どうぞーお掛け下さい」
と言われたので、いすに座りましたが、
やはり理事長はこちらを見向きもせず、
ずっと何かを書いていらっしゃいます。
その長い(?)待ち時間の間に、
ホルモン値を目で探しました。
どれだろう、βHCG、、、
2.6?
あ、これは違う。
4.0?
あ、これはLHだ。
え、、、どれ?
てっきり一桁だと思い込んでいましたので、
すぐには目に入りませんでした。
βHCG、ようやく見つけたのは、11.5!!
わ、二桁だ!
見つけてうれしいのと同時に緊張が一気に
高まります。
「○○さんですね」
ようやくくるっと理事長がこちらを向き、
画面を見て、
「うん、問題ない」
と独り言。
検査結果が書かれた紙を取り出して、
P4とβHCGの値を鉛筆で囲みます。
「着床も黄体機能も問題ない」
理事長にそう言われて、とりあえず順調
なんだという現実を噛みしめました。
「ですので、点鼻は終わりにしてください。
終了ですね」
と言いながら、希釈SP終了、と紙にメモ。
「デュファストンは飲んどいてください。
判定までは飲んで」
「はい」
「次は3日後の午前、判定です」
と言われて終了。
会計 3,888円
着床はしているみたいだけど、まだ食べ物
とか今迄通りでいいのかしら、とか、いつ親
には報告するんだろう、とか、ふわふわと
考えながら帰路につきました。
まだひとつの関門を突破したに過ぎませんが、
ひとつ乗り越えられてほっとしています。
どうか、
このまま無事に成長してくれますように!
今日も長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。