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BT34 流産手術

※流産手術の記事になります。

 

 

 

こんにちは。

BT34に流産手術を受けてきましたので、そのレポートです。

 

前日の夜は、すうどんか、おかゆしか食べられないとのことで、おかゆに塩を振って食べました。

翌朝はひどくお腹がすいて目が覚めましたが、何も飲んではいけない、食べてはいけないということで、とてもつらかったです。

 

8時ちょっと前に受付に声をかけて受付。

8時ちょうどくらいに内診室に呼び出されました。

院長先生の内診です。

「あー育たなかったねぇ」

胎嚢の中はやはり真っ黒。

「出血始まってるでしょ」

話しかけられているのかな?と思い、「自分では全然・・・」とあいまいに答えておきました。

数日前に茶オリが2回くらい見られましたが、その後は止まっていましたので。

「出血始まってるよ、これ、ね」

確かに胎嚢の周囲に黒い影がたくさん。胎嚢も心なしかふにゃっとしているように見えます。

その後、子宮口を広げるためのものを入れられました。

「痛いでしょ?今が一番痛いからね」

「はい」

入れるとき、ちょっと痛みを感じましたが、その後は、ほとんど痛みはありませんでした。

しばらく待合で待つように指示されましたので、待合で雑誌を読みながら待機。

9時だったか、9時半だったか、それくらいにナースステーションに呼び出されます。

術衣に着替えて1時間は待ったような気がします。

すっかり足も冷え切ったころ、看護師さんが現れ、硫酸アトロピンの注射をされ、抗生物質の点滴が始められました。

それからわりとすぐに手術室へ呼ばれました。

手術台の上ではずっとライトを見ていました。

ハチの巣のようなライトで、小さなライトにそれぞれ何かが映りこんでいるのを、何だろうな・・・と思いながら見ていました。

その間に、消毒やら麻酔やらが行われています。

横で看護師さんが、ひとつひとつ処置を説明してくださっているので、進行具合はよく分かりました。

麻酔あたりから痛み始め、時々声を出すほどではないものの、顔をしかめながら処置を受けました。

最後、大きな音で吸引して終了。

「終わりましたよ」

と院長先生が顔をのぞかせます。

「ありがとうございました」

10分程度と聞いていましたが、意外と早く終わったように思われました。

「妊娠は何回目?」

と聞かれて一瞬、質問の意味が理解できませんでしたが、よくよく考えると、今回のも一応妊娠だったのですね。

予防線として、心拍が確認できるまで妊娠確定じゃないと自分に言い聞かせていたので、この質問で初めて妊娠していたのだと自覚しました。

「2回目です」

「1回目は?」

「出産しました」

「出産したのね」

そう言いながら院長先生、遠ざかっていきます。

「みんな、経験することだから。〇△◇・・・」

去り際の言葉、一部しか聞き取れませんでした。

車いすでお部屋まで戻され、それから安静時間。

途中、水と飴をいただき、あとはひたすら寝ていました。

ほとんど痛みは感じませんでした。

その後、ガーゼを自分で抜くように言われ、トイレで抜くと、意外と出血もなく、安心しました。

12時くらいに待合へ。

13時くらいに内診。

すぐに診察室。

入った瞬間に、

「1週間後ね。あ、シャワーはいいですよ」

で終了。

その後処置室で、術後の生活についてのお話を聞き、薬を3種類(抗生物質、胃粘膜保護剤、子宮収縮剤)いただいて終わり。

 

会計 10,580円


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