転院先としてNAC日本橋を選びました。
もともと新橋夢クリニックの治療方針がいいかなぁと思っていたのですが、
スケジュール的に無理でしたので、受診できずにいましたが、
いよいよ都合をつけましたので、通うことができるようになったのです。
院長先生が今は日本橋で診療されていると、
前回の説明会でおっしゃっていたので、日本橋へ。
本当はDay3に受診するのがいいみたいですが、
初診は夫と2人がよかったので、
夫の都合を優先し、私はリセット待ちの時期です。
あらかじめWebで入館予約をしておき、
バーコードの表示を保存したスマホを片手に、
夫婦で日本橋駅に降り立ちました。
直結のきれいな建物です。
まるでひとつのお部屋のように広いエレベーターに乗って7階へ行き、
無人受付機にタッチ・・・しましたが、すごく反応悪いようです。
何故か夫の指には反応する受付機。
夫に代わりに操作してもらい、バーコードをかざすと受付票が出てきました。
さらに奥のエレベーターで8楷へ。
クリニックの自動ドアの向こうは、
きれいなだだっ広い待合室になっています。
8:00 受付の方に、保険証やらあらかじめ記入しておいた問診票やら基礎体温表やら夫の身分証明書を渡すと、
新たに問診票をもう一枚渡され、記入させられました。
そして、診療終了まで4時間くらいかかることや、外出禁止などが書かれた注意事項を読みました。
それから待つこと1時間半。
9:30 診察室に呼ばれます。
理事長でした。
キャップとマスクをしていて、顔がよく分かりません。
「○○クリニックで・・・」
緒先輩方のブログにあった通り、経過をパソコンに入力中のところから始まりました。
「ここでは何したの?」
「タイミングです」
「薬は?注射は?使ったの?」
「使いませんでした」
作っておいた経過記録を差し出すと、
「ああこれね」とのぞきこみながら、どんどん経過を入力。
そして前回移植中止になったところで、動きが止まりました。
「まだ治療中ってこと?」
ついに心配していた質問がきました。
先輩方のブログから、クリニックの同時平行は禁止だということは勉強していました。
「卵2つ凍結してあり、移植予定でしたが、内膜が薄くて中止になりました。
ですが、可能性も低いかと思い、もう諦めて、こちらに変わることにしました」
「破棄するの?」
「そのつもりです」
カタカタ・・・
ふぅぅ無事に切り抜けられたようです。
そして第2の心配事項の基礎体温。
まずは昔の体温を見ながら、
「投薬はなしですか?」
「当帰芍薬散だけです」
「自力で、排卵はしとる」
そして、最近の体温。
ここに問題がありまして、前周期、移植中止になった後、
ピルを飲まなかったため、すぐに生理になっているのです。
案の定そこに目を留め、
「普通1周期というのは卵胞ホルモンと、黄体ホルモン、
両方を補充しないと完結せんのです。これはおかしいのですよ」
「卵胞ホルモンしか入れてない」
何度かおかしい、おかしいと言われたところで、夫が、
「そういえば、ピルを処方されたのですが、自己判断で飲まなくて・・・」
と言ってくれました。
私も勇気を振り絞って、
「6日分だか、処方されたのですが、1日でやめてしまいました」
と補足。
「いや、5日くらい飲んだだけでは意味がない。
今回の場合、14日は飲まないと完結しない」
そして前回の生理のあたりを指さして、
「これは消褪出血ではなくて、不正出血です。
前回の周期は終わっとらんのです」
と言われました。
やはり自己判断で薬をやめてはいけないのですね。汗
「次回はまだいい卵が取れる可能性が少ない。
1周期とばして、その次の周期から始めましょう」
思った通り、すんなりは採卵周期には入れないようです。
「治療はまだ1ヶ月先になりますが、御主人は今日検査していきますか?」
「はい、お願いします」と夫。
「奥さんは内膜薄いという話だから、
今日は内診で、子宮と卵巣の様子を見ておきましょう」
長くなりましたので、次の記事に続きます。